6代目山口組傘下「ラーメン組長」殺害で絆會ナンバー2らが逮捕 絆會のグループ犯罪と認定されてトップの逮捕も

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6代目山口組の反応は

 今年に入って宮城県内の潜伏先へ当局に踏み込まれて殺人未遂の罪で逮捕・起訴。その後、茨城県で2022年に拳銃を使って6代目山口組傘下組織の幹部を殺害したなどとして殺人の罪で5月に起訴された。

 ラーメン組長の殺害に関して、捜査当局はかなり早い段階で金若頭の容疑を想定していたようだ。

「宮城県内の金若頭の潜伏先のアパートからは拳銃も押収されました。発射する際に銃弾につく線条痕がラーメン組長の事件での銃弾と一致したことで、金若頭の身柄拘束につながった模様です」(同)

 元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現在は、NPO法人「五仁會」を主宰)は、捜査はまだ続くのではないかと言う。

「絆會の幹部らを中心に組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕していることから、本件で捜査当局は絆會のトップ・織田絆誠会長の責任を追及したいハラがあるように感じました。ターゲットにされた側の3代目弘道会や6代目山口組は特に集まりを開かず、静観を決めこんでいるように見えますね。自壊を続ける絆會側の状況を見極めることが得策という判断ではないでしょうか」(同)

 6代目山口組と敵対組織との抗争は終結していない。市民に危害が加わらないことを祈るばかりだ。

デイリー新潮編集部

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