水卜麻美アナが異例の出世で天下平定…彼女の後を追う女子アナは誰か?民放各局の現状を調べてみると

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 6月1日、日本テレビの水卜麻美アナウンサー(37)が管理職である“チーフスペシャリスト”に昇進した。オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」では2013年から5年連続1位で殿堂入りするなど、まさに絶対エースのアナウンサーと言っていい。そんな彼女の後を追う女子アナは誰か。

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 1990年代の日本は、女子アナブームに沸いていた。フジテレビは88年入社の有賀さつき(1965~2018)、河野景子(59)、八木亜希子(58)を“花の三人娘”として売り出した。日テレも88年入社の永井美奈子(58)、89年入社の米森麻美(1967~2001)、91年入社の藪本雅子(56)による期間限定の歌手ユニット「DORA」を結成しシングルも発売、まるでアイドルのような人気となった。民放プロデューサーは言う。

「当時は勢いがありましたね。日テレ系列の読売テレビでも『NORA』という女子アナグループが作られました。その後も人気女子アナが次々と出て、まさに群雄割拠、下剋上の時代が続き、女子アナは憧れの職業となりました。もっとも、最近はすっかり状況が変わりました」

 水卜アナが日テレで異例の出世を遂げたというのに?

「彼女の管理職昇進は、日テレのアナウンスルームの天下平定と言ってもいかもしれません。つまり、彼女に続く若手アナがなかなか出てこないのです。水卜アナを脅かすべき若手筆頭格の岩田絵里奈アナ(28)は、バラエティでは明るく、ニュース読みも上手い。そのため担当する番組も『世界まる見え!テレビ特捜部』『沸騰ワード10』『カズレーザーと学ぶ。』、そして『シューイチ』など多いのですが、昨年の『好きな女性アナウンサーランキング』では6位とそれほどでもない」

 数多いる女子アナの中で6位は立派だと思うが……。

TBSも一強状態

「日テレでは岩田アナのランキング6位が最高です。『DayDay.』の黒田みゆアナ(25)だって10位内に入ってもよさそうなのに、それもない。また、女子アナが結婚すると独身男性が興味を失うところはアイドルと一緒です。『ZIP!』で存在感があった石川みなみアナ(27)も元同僚と結婚してアイドル的人気を失いました。“ポスト水卜”と見られていた尾崎里紗アナ(31)も結婚・出産を経て昨年復帰しましたが、故郷で子供を育てたいと、この6月で退社することに。河出奈都美アナ(27)は『シューイチ』『news every.』『Oha!4 NEWS LIVE』など仕事は多いのですが、まだパッとした印象を残せていません」

 他局はどうだろう。

「TBSでは田中みな実アナ(37)が辞めた後は同期の江藤愛アナ(38)の無双状態と言っていいかもしれません。彼女も管理職アナです。『ラヴィット!』のMCを務める自民党衆議院議員・田村憲久氏の娘・田村真子アナ(28)がその後を追っていますが、彼女の後が続かない。TBSとしては篠原梨菜アナ(27)推しのようですが、仕事はまだリポーターが多い。狂言師・野村萬斎の娘・野村彩也子アナ(26)は入社2年目には10本の担当番組を抱えるまでになったのですが、次々と降板。遅刻癖が報じられ、現在は体調不良で休養中です」

 元祖アイドルアナのフジテレビは――。

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