吹石一恵「アンチヒーロー」で9年ぶりドラマ復帰を特に喜ぶ“大阪の人” 夫婦の意外な“事務所格差”が

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 6月9日放送の日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS)の第9話に、女優の吹石一恵(41)が登場した。2015年の「アイムホーム」(テレビ朝日)以来、実に9年ぶりとなるドラマ出演を絶賛する声が上がっている。

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 殺人犯をも無罪にする悪徳弁護士・明墨(長谷川博己)を描く「アンチヒーロー」だが、第2話のラストで冷淡と思われた明墨が「REIKO MOMOSE」と刻まれた墓前に涙するシーンが話題となった。第4話では集合写真の1人に吹石が写っていたため、ネット上では「まさかの吹石一恵!?」「サプライズすぎる」などとお祭り騒ぎに。さらに、彼女の胸に「ももせ」と記された名札が付いていたことから“考察”も進んでいた。民放プロデューサーは言う。

「第9話の回想シーンで明墨の検事時代の同僚・桃瀬礼子を演じる吹石が登場し、これまでの伏線が一気に回収されました。視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯)も11・2%と初回11・5%に迫り、次週の最終回に向けていい弾みになっていました」

 SNSでも大きな話題となった。

《吹石一恵さんの震える声の演技に涙がボロボロ出た。》

《アンチヒーロー第9話 怒涛の展開で面白すぎる 吹石一恵これから本格復帰なのか?》

《そうそう! 昨日見てて「あれっ!?吹石一恵???」ってびっくりした! 娘たちは「誰?」って言ってて、更にビックリしたw》

 9年ぶりともなれば、彼女を知らない世代もいるだろう。

根っからの俳優

「吹石がシンガーソングライターで俳優の福山雅治(55)と結婚したのは2015年のこと。翌年に第一子を出産してからは、『ドキュメント72時間』(NHK)のナレーションや小さなイベントに出る程度でした。当時は“ましゃロス”などと騒がれ、福山ファンの女性たちを敵に回していました。また、合鍵でマンションに忍び込んだ福山ファンのストーカーと吹石が出くわしてしまうという事件も起こりました。結婚・出産後、出控えた気持ちはよく分かります」

 今回は見事な復帰と言っていい。

「彼女は1歳の頃、紙おむつ“メリーズ”のCMに出演、小学校4年生の頃には関西ローカルのワイドショーにも出演したそうです。中学生の時にはアイドルグループ・魔女ランド倶楽部のメンバーとして関西を中心にライブや演劇活動をしていましたから、根っからのタレントであり俳優なんです。そろそろ本格的に仕事をしたいという願望もあったと思います」

 復帰は彼女の希望だけではないという。

「スタッフからの要望もありました。『アンチヒーロー』の飯田和孝プロデューサーは日曜劇場『とんび』(TBS・13年)での吹石の演技が記憶に焼き付いていたためオファーしたそうです」

 デイリー新潮は6月11日配信の「『吹石一恵』『加藤あい』『菊川玲』…40代女優“続々復帰”のウラ事情 テレビ局関係者に『また一緒に仕事をしたい』と思わせる“意外な共通点”とは」で、俳優が“ペーペー”のスタッフにどう接していたかがその後の仕事に影響してくると報じた。まさにその通りとなったようだ。他にも彼女の復帰を後押しした事情があるという。

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