「京葉線」は“おいしい稼ぎどころ”のはずが…小手先の「快速復活」だけでは解決しがたい構造的問題

国内 社会

  • ブックマーク

1年足らずでのダイヤ見直し

 昨年末からの通勤快速列車の廃止騒動が尾を引いているJR東日本の京葉線。ついに、今年9月1日の改正で、削減したばかりの快速の一部を復活させることが決まった。沿線自治体の強い反発を受けて、1年足らずでのダイヤ見直しという異例の展開になっているが、沿線が求める「快速系列車の復活」だけでニーズに応えられるのか? さらなる改善の余地を考えてみたい。【大宮高史/ライター】

 5月30日のJR東日本の発表で、9月1日からダイヤを変更し、快速の運転時間帯が拡大されることが決まった京葉線。...

記事全文を読む

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。