麻生副総裁が岸田首相に激怒「事前相談なしで謝罪のみ。ナメてるのか」

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堪忍袋の緒が切れた

「今回も事前に相談はなかったと見られています。麻生氏としては堪忍袋の緒が切れたということなのでしょう。謝罪すればなんでも許されるというふうにナメられているのかと感じたところもあるのかもしれませんね。焦った首相は早期に事態の収束を目指したわけですが、うまく行っていないということだと思います」(同)

 首相経験者で現職首相をど真ん中で支えると自認する年長者を2度ならず3度もコケにしたことは、看過しがたいということなのかもしれない。

「一連の首相のサプライズ行動はリーダーシップを発揮しているつもりで、それが国民へのアピールになり、ひいては内閣支持率アップにつなげたい思惑があるのでしょう。が、今回のように怒りを買って謝罪に奔走する姿が報じられることになれば、当然マイナスの効果しかありませんね」(同)

 麻生氏が怒る理由はそれなりにわかりやすい。しかし、かつて内閣支持率を下げまくり、結果として民主党政権誕生の生みの親となった麻生氏が後見人あるいは指南役となって見え隠れする構図そのものが、岸田首相の足を引っ張っている面もあるだろう。もっとも、麻生氏には当然ながらそのような認識は無いと見られる。

デイリー新潮編集部

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