小池都知事、蓮舫議員の両方に“アプローチ”した? 舛添前都知事に真相を聞くと“意外”な答えが

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小池都知事と付き合っていたといううさわについては…

「いや、二人と接点があったのは事実ですが……」

 と苦笑しながら話すのは、舛添氏ご本人。

「きちんと話しますと、小池さんと付き合った事実はありません。彼女とはテレビ番組の共演で知り合い、本人が頼むものだから、大使館関係のパーティーに同伴し、関係者に紹介したこともある。それでそんなうわさが広まったんでしょう」

 蓮舫氏については、

「田中康夫君や三枝(成彰)さんとの集まりの席に彼女がいてね。覚えていないけど“こういう人が嫁さんだといいね”みたいなことを私が言ったらしい。そうしたら彼女がテレビで“プロポーズされた”と話してしまったんです。後に向こうの事務所の責任者が謝りに来たのを覚えていますよ」

 としつつ、

「そういううわさがあるのだとすれば、私が相当モテていたか、遊び人みたいですよね。光栄というか、恥ずかしいというか……」

 まんざらでもないご様子なのである。

小池都知事は「裏工作が平気でできる」

 その舛添氏が二人を比べて語るには、

「小池さんの方がずっとしたたかですよ。蓮舫さんは他の政党と裏で交渉するとか手を握るとか、そういう工作はしたことないでしょ。好き嫌いが激しくて“この人と組むのは嫌”とかがあるじゃないですか」

 他方の小池都知事は、

「裏工作が平気でできる。表ではカッコつけていても、裏で役人や自民党とこっそりうまくやる。上昇志向が強く、テレビ受けするパフォーマンスをする点では共通していますが、そこが最大の違いかな」

 なるほど両名を良く知る男ならではの分析なのである。

週刊新潮 2024年6月13日号掲載

特集「たぬきときつねの化かし合い 『小池百合子』VS.『蓮舫』都知事選“5つの争点”」より

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