小池百合子「出馬表明」のウラで「蓮舫が共産党に呑み込まれる!」の声 “立憲共産党”は都知事選でどこまで深化するか

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立民都連から「写真提供」

「(ビラの)発行については事前に立憲民主党都連にはお知らせしてあります。(蓮舫氏の)写真は同都連に提供いただいたものです」(日本共産党東京都委員会・広報担当)

 立民関係者が補足するには「都連としてというより、都連幹事長の手塚仁雄氏の判断で“協力”したと聞いている。蓮舫氏の出馬会見を仕切ったのも、彼女を直接的にサポートしているのも手塚氏で、党本部は追認した格好だった」という。

 前出・永田町関係者の話。

「ビラ作成で立民に恩を売り、知名度のある蓮舫氏を前面に打ち出すことで、結果的に“共産党の勢力拡大に資する”との指摘がある。立民も共産党の集票力に頼らざるを得ない部分があり、強く言えない厄介な力関係に陥っているのでは。ただ共産党が出しゃばってきたことで、国民民主党が蓮舫支援を取りやめるなど、すでに弊害も出てきている。小池さんや自民党が『非共産』を合言葉に“保守VS革新”の対決構図に持ち込めば、蓮舫陣営の勢いも削がれるのでは」

 都知事選が迫るなか、現場レベルでは「立憲共産党」がより深化していくのか。

デイリー新潮編集部

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