無期懲役判決を受けた工藤會の会長が、引退した道仁会トップに拘置所で伝えたこととは

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後藤理事長と野村総裁ファミリーとの関係

 後藤理事長は野村悟総裁ファミリーとの関係の深さが取り沙汰され、後継となることについて組織内では好意的に受け止められている部分が大きいようだ。が、当局からは野村総裁の影響力が残された傀儡(かいらい)政権ではないかとの指摘も当然あがっているという。

「野村総裁と田上会長は共に2審で無期懲役判決を受けており、このまま判決が覆らなければ生きて社会の土を踏むことはありません。その意味で影響力はそれほどではないと見なしうるのですが、田上会長と後藤理事長とが親子関係になろうとしていることも、捜査当局としては警戒を強めざるを得ないという状況のようです」

 と、社会部デスク。

「会長が引退について同業者の会長に報告に出向いたところ、自分の後継者は理事長だと聞かされた」とまとめてしまうとビジネスシーンの話のようになるのだが、事の推移に当局も警戒の度合いを強めているようである。

デイリー新潮編集部

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