「奇跡の79歳!」吉永小百合、“デビュー65周年”も変わらぬ愛らしさ 桜色のワンピース姿で写真集発売記念イベントに登場

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桜色のワンピース姿で写真集発売記念イベントに登場

 1945年生まれで「写真集発売記念イベント」が開ける人がどれだけいるのだろうか。

 5月24日、東京・池袋の新文芸坐で、吉永小百合の映画女優デビュー65周年記念企画『吉永小百合 青春時代写真集』発売記念特別上映会イベントが行われ、多くのファンが集まった。

 桜色のワンピースに白いジャケットを羽織った吉永が照れくさそうに舞台上を歩く姿は実に優美だ。今年で79歳だが、時折見せる仕草は少女のよう。場内からは「かわいー」という声も飛ぶ。

「出演作が79本と聞いて…今の誰かの年齢と同じだ」

 1959年の「朝を呼ぶ口笛」で映画デビュー。日活在籍時には79本の映画に出演した。今回の写真集には、日活での全出演作品の名場面や秘蔵のスチル写真を収録するなどさまざまな趣向が凝らされている。

 吉永は「日活さんから写真集を作りたいというお話を頂き、出演作が79本と聞いて、キリのいい80本じゃないのが、残念でした。でも79……。今の誰かの年齢と同じだ」とにこやかに笑う。

 69年に日活を離れた後も日本映画界を引っ張り続けた。そうして出演した映画は、昨年公開された山田洋次監督の『こんにちは、母さん』で実に123本に及ぶ。撮影の合間には「山田監督の映画だったらこれで辞められる」と弱音をこぼしたこともあったが、映画の完成後は「もう少し勉強して、表現力をつけたい」と引退を撤回した。

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