ともに58歳「野村萬斎」が「香川照之」の“後釜”確定 「アンチヒーロー」第8話の絶望回に視聴者衝撃

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「内通者がいる」と指摘の声も

 過去に野村をインタビューした放送ライターがこう話す。

「香川も野村も現在58歳。飲酒暴行事件で芸能界を追われた香川に代わって、野村の存在感が高まってきました。狂言師だけあって表情の変化、間、せりふ回し、このすべてに安定感がありますし、普段の語り口調も穏やかで紳士的です。香川の“後釜”は野村で決定ですね。テレビ局は安心して野村を重要な役どころにキャスティングできるのでは」

 今後についてはこう予想する。

「西千葉建設横領事件と糸井一家殺人事件を解決した伊達原は検事正に大出世しましたから、伊達原が両事件の真犯人を見逃して政界の大物に恩を売ったという結末が考えられます。元千葉県警刑事部長の倉田(藤木直人)が証拠隠滅に加担したのは、盗撮動画に娘の紫之宮弁護士(堀田真由)が映っていたからかもしれません。ネットには『明墨法律事務所内に内通者がいるのでは』という声が次々に投稿されています。犯人として白木(大島優子)説、青山(林康文)説が飛び交っています」(前出の放送ライター)

 今話の視聴率は平均世帯視聴率が10.2%で2桁をキープした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。人気を維持している理由は長谷川の特徴ある話し方の演技にもあるという。

「明墨の語尾を伸ばすしゃべり方がNHK『プロジェクトX~挑戦者たち~』でナレーターを務めている俳優の田口トモロヲにそっくりとの声が上がっています。気持ちが高揚すればするほど明墨の台詞の語尾が伸びる傾向があるようです。伊達原に完全敗北を喫し窮地に追い込まれた明墨が、リベンジへの執念を表現するためますます“トモロヲ化”するのは間違いありません」(同)

 決定的な証拠を奪われた明墨はどう動くのか。また腹黒い伊達原に嫌悪感を抱いた緑川検事(木村佳乃)の“寝返り”はあるのか。熱心なファンからは「来週はーー、どういうーー、展開にーー、なるんですかーー」といった声が聞こえてきそうだ。

 大逆襲を期待したい。

デイリー新潮編集部

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