伝説の「チャイドル」はなぜ、突然ショートカットにしたのか 40歳の激変した姿に家族は意外な反応

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

野村佑香インタビュー第4回

 1990年代、「チャイドル」として一世を風靡した野村佑香(40)。現在も俳優として活躍する一方、自身のSNSではダンスチャレンジなどを発信している。最近は突然、髪型をショートにして、世間を驚かせた。40歳という節目となる今年、何を思うのか。(インタビュー第4回・全4回)

 ***

――ご自身のインスタグラムとTikTokで、日常を発信されています。

 気を遣うし難しいですが、反応があると嬉しいので続けていきたいですね。今の自分を見てもらえる“窓”でもあります。自己満足でダンスチャレンジもしていて、動画制作も楽しいです。企画、撮影、編集、すべて自分でやっています。公園や色々な場所で三脚を使って撮影しています。TikTokは完全に推し活アカですが。

――韓国のアイドルグループ・BTSのダンスを披露されていますが、手応えはどうですか。

 本当に推しへの愛を表現したくてやっていて、「Love Myself」という感じですね(笑)。自分を表現するためや体型維持のためにやっているところもあります。ここの筋肉が足りないと気づいたりして、美容や健康に気を遣うようになりました。日々、自分を“アップデイト”しています。

――トレーニングはしていますか。

 家ですき間時間を使って筋トレや柔軟をしています。例えば、子どもに「ママ、トイレついてきて」と言われて一緒に行った時や、料理中などの“すき間時間”に、二の腕などのストレッチをしています。

――若さを保つ秘訣はありますか。

 推し活じゃないですかね(笑)。新しいことに挑戦することで、新鮮な空気を自分に取り入れています。例えば、ダンスチャレンジなど、全くできないことに挑戦することで、「面白い」と体も心もクリアになるんです。自分にできないことを課して、少しずつステップアップしていっています。

BTSにドはまり

――ダンスを続けるモチベーションを教えてください。

 踊りは決して上手くなく、本当に自己満足のために踊っています。ただ、同年代の人たちから続けてほしいと言われたり、私のダンスを見てBTSが好きになった人もいます。楽しみにしてくれている人の存在も大きい気がします。

――BTSに、はまったきっかけは何ですか?

 2021年12月にBTSの動画を見始めて、最初は「そんなに好きじゃないよ」と思っていたんです。でも、毎日見るうちにこれだけ動画を見るんだったら、自分はアイドルを好きになったんだと自覚しました。

――これまで、アイドルを好きだったことはありますか。

 いえ、ありませんでした。(アイドル好きという)自分を認めたくなかったんです(笑)。アイドルに「キャー」と言っている自分が全く想像できずに、抵抗していました(笑)。

――BTSの魅力は何でしょうか。

 すごく誠実なところです。それまでは、韓国の芸能事情などを全く知らなかったんですが、ファンと共有しようとしてくれる姿勢に好印象を持ちました。SNSを駆使し、自分たちの言葉で発信していて、言えることはちゃんと言ってくれていると思いました。あとは、単純に面白くて、歌やダンスが良かったですね。

――家族もBTSが好きですか?

 実は最初、旦那からBTSの「ダイナマイト」という曲を紹介されたんです。でも、その時、私は全く興味を持ちませんでした。あとから、追いつけ追い越せで、抜かしてハマっていった姿を、旦那は「フーン」という目で見ていました。7歳と5歳の娘も、BTSが大好きですね。

――最近は、髪型を変えたことが、ニュースとして取り上げられていました。どう感じていますか。

 注目していただけるのはありがたいことです。短髪はずっと続けているスタイルです。

次ページ:母からは「思い切ったね」

前へ 1 2 次へ

[1/2ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。