「小室家と縁続きになるのは避けたい」 佳子さまの“お相手”とうわさされる旧華族・島津家サイドから反対の声
“小室家とも縁続きになってしまうのは避けたい”
秋篠宮家のお三方とは別に、当日は天皇皇后両陛下が出席されたというから島津家との“ご縁”はいっそう注目を集めることになろう。加えて、「分別」を取り戻されつつある佳子さまが、内親王にふさわしいお相手と添い遂げられることになれば、国民にとって無上の喜びであるのは論を俟(ま)たない。ところが目下、そんな機運に、あらぬ場所から「異議」が唱えられているという。前出の霞会館関係者が明かす。
「当の島津家側の一部の親族から、この縁組に強く反対する声が出ているのです。それは“佳子さまはともかく、結婚すれば小室家とも縁続きになってしまう。それだけはどうしても避けたい”というものです。一連の小室さん母子の振る舞いについては霞会館でも問題視されており、そもそも眞子さんとの結婚が延期となった時期には、皇室内でも複数の女性皇族方から『あのような家と縁戚になるのでしょうか』などと危惧なさる声が上がっていたのだから、無理もありません」
さらに続けて、
「島津家側では、佳子さまとの“縁談”から身をかわすため、お相手に擬せられている男性について『(本人に)いっそ婚活を勧めてはどうか』という意見も出ているほどです」(同)
「お付き合いしていないので……」
せっかく萌え出つつある義妹の“幸せの芽”をも摘み取ろうというのだから、小室さんの魔力たるや人知の及ぶところではない。今回浮上した「温厚なメガバンカー」は大学時代、ゴルフ部に所属。現在もOB会や学習院の同窓会で役職を務めるなど堅実さや面倒見のよさがうかがえ、まさしく小室さんとは正反対の人柄と言っても過言ではないのだ。
平日の朝、スーツ姿で最寄り駅へと向かうご本人に声をかけると、
「本当に何もありません。(佳子さまとは)お付き合いしていないので……」
――佳子さまと面識は。
「学習院時代はあります。最後にお会いしたのは学生時代で、就職してからはありません。ゴルフをしたこともありません」
――お名前が浮上していることについては。
「家族も私も“まあ仕方がないかな”というふうに思っておりますが」
――佳子さまの印象は。
「特別、何かあるということはありません……」
硬い表情ながらも、終始穏やかな口調で、そう口にしたのだった。
皇室解説者の山下晋司氏が言う。
「佳子内親王殿下が皇室とは関係のない人と恋愛の末に結婚されることに何の問題もありませんが、社会の目を踏まえれば、元内親王とともに人生を送ろうという相手と出会うのは難しいでしょう。その点、五摂家や大(だい)大名家の末裔の人であれば、一般国民でありながら元皇族と同じように社会から特別な目で見られてきたでしょうから、お互いの立場を理解しやすいでしょう。できるだけ価値観が近い人と結婚なさったほうが、佳子内親王殿下は今後の人生を送りやすくなるのではないかと思います」
前編では、佳子さまのギリシャご訪問の内容と、寄せられた心無いコメントなどについて報じている。
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