「蓮舫氏は最強・最良の候補、全面的に支援する」 日本共産党の支援に元党幹部の心配「あそこまで持ち上げられたら、かえって引いてしまう…」

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批判より何をするかが重要

筆坂:やっぱり、彼女はしゃべり方が刺々しいですからね。国会で「レンポウさん」と呼ばれて、にべもなく「蓮舫です!」と訂正したり。

 18年11月5日の参議院予算委員会でのことだ。自民党の桜田義孝五輪相(74)が蓮舫氏からの質問に答えた際、「レンポウさんの言うとおり検討してみたいと思っております」と答弁。即座に彼女は「蓮舫です! 次に、検討したかどうかというのは……」と続けた。

筆坂:ああいう時、「検討していただけるとのこと、ありがとうございます。けれど桜田先生、お言葉ですけど私の名前はレンポウではないんですよ」といった言い方だってできるわけですよ。笑いを取ったっていい。余裕のある発言ができないところが刺々しく感じてしまうし、批判ばかり言っているようにも聞こえてしまう。彼女自身は否定しているようですが、あの言い方では批判ばかりが印象に残ってしまう。出馬表明の時も小池都知事の8年前の公約が実行されていないと指摘していましたが、彼女自身は未だに公約を発表していませんし。

 6月2日、蓮舫氏は自身の公約について「どんどんブラッシュアップしているところです。全体像を示すのは、現職の方(小池百合子都知事)がもし出られるのなら、同じくらいの時期にしたい」と語っている。

筆坂:まるで小池都知事の公約を批判するために待っているように思われてしまう。首長選挙は批判ばかりでは戦えません。自分が当選したら何をどうするかが重要であって、現職の小池知事と戦うのなら大風呂敷を広げるくらいでないと勝てませんよ。

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