「虎に翼」は早くも「ブギウギ」超え…新たに始まった“裁判官編”でさらに視聴率アップが見込める根拠

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6月から新キャラ

「6月から新キャストして登場するのは、法曹会館で裁判官として雇ってほしいと直談判する虎子の前に現れた“ライアン”と名乗る沢村一樹(56)。さらに、人事課長の松山ケンイチ(39)とも再会しました。仲野と岡部がいなくなって寂しくなったところで、豪華キャストになりました。クセの強い名脇役・滝藤賢一(47)も偏屈な上司として出てくるようですし、この番組で人気となった“よねさん”こと土居志央梨(31)も復活をほのめかしていたので、彼女が再び加わればさらに華やかになるでしょう」

 明るい要素はまだある。

「米津玄師(33)が歌う主題歌『さよーならまたいつか!』は近年の朝ドラの中でも飛び抜けて良いと思います。『Lemon』の米津節を聞かせつつ、『パプリカ』の平易さと明るさがあり、朝の気分によくマッチしています」

 4月6日にリリースされた同曲は、各配信サイトのランキングで軒並み1位となり、計29冠を獲得。むろんオリコンやBillboard Japanのダウンロードチャートでも1位となった。

「虎に翼」の視聴率もさらに上がるだろうか。

「名曲にも恵まれた『虎に翼』は“名作”と呼ばれる地位をすでに獲得したと言ってもいいでしょう。放送はまだ4カ月あるわけですし、夏休みに入ればパリ五輪の牽引もあるでしょう。近年の傑作『カムカムエヴリバディ』(21年後期)の世帯最高視聴率19・2%は目前ですし、シーズンの世帯平均17・1%を超えることも期待できます。さらに『エール』(20年前期)以来となる20%超えの可能性だって大いにあります」

デイリー新潮編集部

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