トヨタの不正発覚も「岐阜暴威のせい」とクレーム殺到…“逆神”が語り尽くす「投資人生」 今後の“日経平均”の動きも大胆予想

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人生の楽しさは“感情の振れ幅”で決まる

 45万円のYouTube収入があった4月は、本業であるトレードは絶不調で、200万円のマイナスだった。トレードの負け額とYouTube収入とが比例することから、岐阜氏は投資の負け額のことを動画制作のための“経費”と呼んでいるのだそう。ちなみに、投げ銭は少なく、大半は広告収入なのだとか。

「VTuberとかって、すごい金額の投げ銭があるって言うじゃないですか。その点、僕の配信を見に来るのは基本的に投資家なので、みなさんお金にはかなりシビア(笑)。僕だって1万円投げ銭するぐらいなら投資に回したいですからね。逆に、ハゲたオヤジに投げ銭する人はすごいですよ。もちろんすごく有り難いですが」(岐阜氏)

 最近ほかにも、自分の“需要”を思い知らされる出来事があったそうだ。

「昔流行った『北斗の拳』のスロットが復活したのをきっかけに、何十年振りかにパチスロにハマっていて、こっちも50万ぐらい負けてしまってます。せっかくだから来店イベントに呼ばれないかと、フォロワーさんに繋いでもらって企業さんと“案件”の打ち合わせまでは進んだのですが、結局決まらなかった。やっぱり可愛い女の子とかじゃないと客寄せ効果が期待できないそうで(笑)」(岐阜氏)

 最近はすっかり、スロットが投資の負けを紛らわす息抜きになっているのだというが、スロットでも負けて精神状態は大丈夫なのだろうか。

「僕は、人生の楽しさとは“感情の振れ幅”で決まると思っています。スロットにはそれが詰まってるんですよね。アツい演出で外れてガッカリしたり、当たった時にレインボーの光とファンファーレで祝福されたり。まぁ、スロット中もチャートは見てしまうので、“万枚出したところで何の足しにもならんわ!”とか考えちゃいますけど、やっぱり朝、打ちに行くときの期待感が気持ちをすごく明るくしてくれる。“今日はやったるぞ!”って」(岐阜氏)

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