トヨタの不正発覚も「岐阜暴威のせい」とクレーム殺到…“逆神”が語り尽くす「投資人生」 今後の“日経平均”の動きも大胆予想

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 警備員の仕事を辞め、2022年に専業トレーダーとなった「岐阜暴威」氏(39)。前編では名前の由来や専業になる以前の話を聞いた。現時点での生涯収支はマイナス2800万円とのことだが、2024年の収支は現在いくらなのか。“逆神”と呼ばれることについて、どのような思いを抱いているのか。引き続きご本人に話を聞いた。

(前後編の後編/前編の続き)

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トレードに負けると、YouTubeが儲かる

 これまでにトータルで4600万円を投じ、手元に残っている資金は1800万円。生涯収支は「マイナス2800万円」だという岐阜氏だが、2024年の現時点での総収支は――。

「実は1月から5月まで負け続けていて、FXや日経先物、すべて合算すると1000万円超のマイナスになっています。おかげで最近は含み益を抱えるのも辛い。負けを取り返すには利益を伸ばす必要がありますが、今は目先の10万が喉から手が出るほど欲しいので、我慢ができない」(岐阜氏)

 FXに日経先物に金などの商品先物、あらゆるトレードを実践している岐阜氏だが、得意/不得意はあるのだろうか。

「実はトータルでプラスなのが日経先物。100万円ぐらい勝っています。逆に、もう絶対にやらないと決めているのが原油先物です。ありゃ悪魔ですよ。値動きが激しすぎてとてもついていけない。最近、急騰で話題になったカカオやコーヒー豆でも値上がり幅は10倍ほどですが、原油はウクライナの戦争が起きた前後で100倍以上も変動しています。4年2か月のトータルで961万円も負けてしまいました」(岐阜氏)

 一方、YouTubeのライブ配信は近ごろ順調で、多い月には50万円近くの収入があるのだという。

「4月は45万円、5月は41万円の収入がありました。理由は明白で、ズタボロに負けているからです。去年、投資で勝っていた時は20万円に届かない月もありました。やっぱりみんな負けてる奴がうなだれている姿が見たいんですよ。あと、投資の調子がいい時はぼやく必要がなくて配信が少なくなるのも関係してるでしょうね(笑)」(岐阜氏)

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