「私の水着に需要あるんかな」上京直前に事務所が破産…松島かのん18歳の門出
「週刊ヤングジャンプ」のオーディション企画「制コレ22」で準グランプリを獲得した松島かのん(18)。タレント・女優として活躍する彼女の、待望のファースト写真集『ボクとかのん。』(イマジカインフォス)が4月1日に発売された。高校を卒業しこの春から上京してきたが、その際に大変な目に遭っていたという。なんと、所属する事務所が破産してしまったのだ――。
【写真9枚】「受かるか受からんかわからんのに、受けんかったら絶対受からん――」伊予弁まじりで「制コレ」応募のウラ話を明かす松島かのん
松島は愛媛出身。芸能界入りのきっかけとなったのは地元のショッピングモールだった。
「小学3、4年生にショッピングモールで『ランウェイショーをやるんだけどやってみない?』と言われたのがきっかけです。もともとダンスを小学1年生の頃からやっていて、発表会であったり、人前で何かをするのは好きでした」
これをきっかけに様々なコンテストや雑誌のオーディションを受けるようになった。活動をする中で友人もできた。
「モーニング娘。’24の岡村ほまれちゃんとは雑誌の撮影で仲良くなって、お母さん同士も仲が良いんです。愛媛でモー娘。がコンサートをする時とかにも、見に行ってました」
中学3年生で芸能事務所「フィット」の所属となり、2022年、高校1年生で週刊ヤングジャンプが主催するグラビアオーディション「制コレ22」のオーディションを受ける。過去の受賞者には沢尻エリカ、川村ゆきえなどもいる名門だ。
“水着”は必須、母と共に悩んだ末…
ただ制コレを受けるには水着になることが必要だった。グラビア経験はなく、受けるかどうか悩んでいたという。
「マネージャーさんから最初に『制コレ』のオーディションがあると聞いた時は、受けるか受けないかお母さんと一緒にめっちゃ迷いました。愛媛にはグラビアを身近でやっている人もいなくて。でも『受かるか受からんかわからんのに、受けんかったら絶対受からん。受けて落ちたらそこまで』と考えました」
伊予弁まじりでそう話す松島。当初は水着姿が世に出ることに多少の抵抗感は覚えていたというが、ファイナリストである16人に残った時点で、気持ちは一気に切り替わった。
「ファイナリストになると雑誌に水着が掲載される。でも、そのまま何も賞を取らないとただ水着になって雑誌に載っただけ。だったらもう賞を取るしかないじゃん!ってなりました。実際に水着になったら抵抗感とかはなかったです。嫌っていうよりも『私の水着に需要があるんかな』って感じだったので」
制コレの合否に関わるのは、ハガキ投票とPR動画のYouTubeでの再生回数。家族などの後押しも大きかった。
「学校の友達や後輩、お父さん、お母さんや親戚、両親の仕事先の人とかいろんな人に声をかけて雑誌を買ってもらって。みんなが協力してくれたので、ますます賞を取るしかないって」
結果、松島は制コレで準グランプリを獲得した。その後も雑誌のグラビアに掲載され、ファイナリストの時点では1万人程度だったインスタグラムのフォロワー数は今や20万人にまで増加した。
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