蓮舫氏 二重国籍問題の「第一発見者」が指摘する、まだ残る“疑惑” 「積極的に情報公開を」
東京都知事選挙に立候補を表明したことで、蓮舫参議院議員(現在の本名は齊藤蓮舫)の二重国籍(多重国籍)問題への関心が再燃し、「第一発見者」である私のところにも問い合わせが殺到している。
そこで、これがどんな事件だったか、顛末を振り返り、その過程で見せた蓮舫氏の場当たり的な説明のひどさや、残ったままの疑惑を提起したい。【八幡和郎/作家・評論家】
蓮舫氏は、台湾人(中華民国籍)の父親と日本人の母親の長女として生まれた。祖母の陳杏村は戦前上海で暗躍した政商で、戦後は蓮舫の父である謝哲信とともに、台湾バナナ輸入の利権を握って日本政界で暗躍し、国会でも公明党の黒柳明参議院議員から追及されたことがある。...