息子は小劇場で引く手あまた…高畑淳子、酔っぱらうとつい出てしまう愚痴の中身
小劇場では引く手あまた
劇作家で演出家の根本宗子は16年、19年、20年、21年に岸田國士戯曲賞の最終候補に選ばれ、22年には文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で新人賞を受賞するなど、今、最も注目されている演劇人の一人だ。そして根本と高畑が共演する舞台の制作が進んでいるという。
「作・演出が根本さんで、主演が高畑淳子さんです。来年の上演が予定されており、注目作になるのは間違いないでしょう。とにかく今、年輩の女性を演じて最高なのは、高畑さんと木野花さんが双璧ではないでしょうか。高畑さんと渡辺えりさんは互いに認め合う関係で、切磋琢磨しています。もちろん宮本信子さん、倍賞千恵子さん、倍賞美津子さんといった方々も魅力的ですが、関係者にとってはギャラがちょっと高いのが難点です」(同・演劇関係者)
そして高畑裕太も母親と同じように、演劇界で着実にキャリアを積み重ねている。公式サイトには「速報」として東京・下北沢で5月24日から上演される舞台に出演することが告知された。
「確かに高畑裕太さんは、スポンサーがつくテレビドラマの出演は難しいでしょう。示談が成立し、不起訴だったとしても、スポンサーは逮捕の事実を重く見ます。ですが、やはり裕太さんの芝居は高く評価されています。そのため小劇場では引く手あまたで、仕事の依頼はかなり来ています。知り合いが上演する舞台は、スケジュールさえ合えば必ず初日に駆け付けます。終わると必ず演出家などに挨拶しているので、そうした姿勢も好感を持たれているのだと思います」(同・演劇関係者)