杉咲花、若葉竜也と熱愛報道に関係者は「ああ、やっぱりね」このまま結婚も、唯一の心配事は
格差婚という懸念
「大衆演劇から距離を置くようになって、芝居を観る目が変わったのかもしれません。1998年の大河『徳川慶喜』(NHK)で徳川慶喜(本木雅弘)の子供時代を演じて以来、ドラマの仕事を増やしていきました。大きな転機は2016年の映画『葛城事件』だったと本人がインタビューで答えています」
赤堀雅秋監督の「葛城事件」は、主演の三浦友和を変えた作品として知られる。長男はリストラで孤立、次男は無差別殺傷事件を起こした死刑囚、母は精神崩壊という一家の父親役が三浦で、家族の誰よりも異常な男を演じた。若葉が演じたのは死刑囚となった次男役で、この演技でTAMA映画賞の最優秀新進俳優賞を受賞した。
「以来、演技派として活動の幅を広げています。最近は仲野太賀や岡山天音、藤原季節などと共に、中堅若手の演技派俳優として人気です。もっとも、彼の場合、どちらかといえば永瀬正敏タイプというのか、バラエティには出ないし、民放ドラマもゲスト出演ばかりです。『アンメット』にしても杉咲の直電で実現したくらいですから、収入は多くないでしょう。一方、杉咲は今や所属事務所・研音の稼ぎ頭と言われ、ギャラは若手ナンバーワン女優の広瀬すずを追うほど。CMの仕事も加えたら2億円プレイヤーと言われています。このまま2人が結婚すると、格差婚なんて声が出てくるかもしれません」
確かに、格差婚と言われて上手くいったケースはあまりない。
「2人は戦友というか同志のようなところがありますからね。芸能が水物であることは承知でしょうから、あまり気にしない可能性もあります。そういえば、杉咲は舞台『桜の園』がコロナ禍で中止になったことをかなり悔しがっていました。チェーホフの名作をケラリーノ・サンドロヴィッチが演出し、大竹しのぶ、宮沢りえ、黒木華ら豪華キャストが出演する話題作で、彼女にとっては初舞台になるはずでした。次の舞台が決まれば、若葉のアドバイスも参考にするかもしれません」