バラエティ界で人気急上昇中…ギャル芸人・エルフ荒川が狙うフワちゃんのイス
遅いギャルデビュー
「ひな壇の時とはまた違ったキャラを発揮していました。気が小さく、生真面目な性格にも思えます。元カレには『テレビでは元気に振る舞っているけど、喜怒哀楽の激しい子なので、悲しいことがあったらエーンと声だして泣いちゃうような人だった』とも言われていましたね。考えてみれば、漫才ではボケ役でおバカなギャルを演じているものの、そのネタを書いているのは荒川です。ギャルのファッションについても、中高生時代に憧れてはいたものの、校則が厳しかったので我慢したそうです。実際にやるようになったのはNSC入学後だといいます」
作られたキャラということだろうか。
「荒川が当初、目指していたのは、中川家のような正統派の漫才でした。しかし、それではあまりウケず、ギャル色を出してからウケるようになったそうです。彼女のギャルデビューは遅いものの、『ギャルを好きになって欲しいという使命感でネタを書いている』とか『喜寿まで続ける』とまで発言していますから本当に好きなんでしょうし、いい武器になっていると思います。相方のはるは荒川ほどの派手さはないものの、喋りはしっかりしていますし、コメントへの対応力もある。『M-1』ではまだ結果を残せていませんが、決勝進出ということになればエルフとしての勢いも加速するでしょう」
令和の“今いくよ・くるよ”といったところだろうか。
「今くるよさんが亡くなったことでお二人ともいなくなってしまいましたが、いくよ・くるよはピンでの仕事はしませんでした。エルフはすでにピンでの仕事もしています。フワちゃんがしていた仕事を荒川がしている、そんな時代が遠くないうちに来ると見ています」