声優の不倫はなぜ泥沼化する? 櫻井孝宏に続き古谷徹も 不倫がバレた声優たちに見る意外な共通点

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 週刊文春が報じた、大物声優・古谷徹(70)の、37歳下のファン女性との不倫騒動。これまでに不倫がバレた声優たちの意外な共通点とは?【冨士海ネコ/ライター】

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 父親に殴られたことはないが女は殴るのか、と総ツッコミが入った声優・古谷徹さんの不倫騒動。「機動戦士ガンダム」のアムロ・レイ役や「聖闘士星矢」の星矢役で人気を博したレジェンド声優が37歳下の女性と4年半にわたる交際の末に、暴力をふるい中絶をさせたという「週刊文春」報道が大きな反響を巻き起こしている。

 70歳にもなってお盛んだなあ、とあきれてしまうが、笑えないのは人気キャラになりきっている部分である。現在も映画が大ヒット上映中の「名探偵コナン」の人気キャラ・安室透の声で不倫相手に愛をささやいたとされているのだが、これはファンからすれば原作の冒涜に見えるだろう。安室はコナンの原作者である青山剛昌先生たっての希望で、アムロと古谷さんから名付けられたキャラクターだ。そういう簡単に降板できない背景がありながらスキャンダルを起こしたことは、レジェンドとはいえ軽率のそしりを免れない。

 声優界では過去には鈴木達央さんや櫻井孝宏さんの大炎上もあり、売れっ子人気声優ほどなぜ不倫するのか、というファンたちの嘆きも聞こえてくる。ただ、声優の不倫が多いというよりは、女性側から恨みを込めてバラされる不倫が多い業界という印象だ。

 俗に「男は目で、女は耳で恋をする」という。お気に入りのキャラと、「中の人」の容姿が全く違った時、男性はその時点で恋心が冷める人が多いのだろう。けれども女性は違う。70歳近いおじいさんでも、29歳の謎めいたイケメンの声でささやかれればコロリとまいってしまう。推しキャラへの没入度が深ければ深いほど、恋心も深まるのかもしれない。

 ただ夢から覚める時が必ず来る。それは推しキャラが絶対しないようなことをされた時ではないだろうか。独身という設定の安室透が、仮に女性を妊娠させることがあっても、「本当に俺の子?」と不審がったり中絶を強要したりするとは考えにくい。このように声優が女性側から「売られ」るのは、キャラのイメージを裏切るような行動をとって幻滅されたタイミングが一番多いように思うのだ。

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