「機体を傷つけるなんて、パイロットの恥だった」 元機長もため息…なぜJALで重大トラブルが相次いでいるのか
1月2日の衝突事故から半年足らずで…
自らを〈日本の翼〉と称してきたJAL(日本航空)の相次ぐトラブルは、国交省も看過できない事態となっている。なぜJALで重大なトラブルが頻発しているのか――。
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いったいJALはどうしてしまったのか。年明け1月2日に羽田空港で起こった海保機との衝突事故から半年足らずで、JALは国内外でトラブルを繰り返し起こしている。
まず直近では5月23日、羽田の駐機場でJAL機同士の主翼が接触するトラブルが発生。一機は北海道・新千歳行きの便で、もう一機は乗客の搭乗前だったが、共に主翼が損傷して運航継続が不能となってしまった。...