日銀「ゼロ金利解除」でマンション価格が“暴落”? プロが明かす「価値が落ちやすい物件」と「落ちにくい物件」
早ければ今夏にも日銀が政策金利の利上げを行うのではないか、という見方が広がっている。今や住宅購入者の7割が変動金利でローンを組む時代。金利上昇による負担増も心配だが、同じぐらい気がかりなのは「金利上昇」と「住宅価格」との関係だ。
(前後編の前編/後編に続く)
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このところの住宅市場の高騰は、これまで政府と日銀が進めてきた金融政策と無縁でない。黒田東彦・元日銀総裁の時代に始まった「マイナス金利」や、政府の「住宅ローン減税」政策など、購入者が“買いやすい”状態が続いてきた背景が大きく関係している。...