松井稼頭央監督(48)“解任”のカゲに「株主」と「元主砲」…“クビのすげ替え”で西武・松坂監督誕生に暗雲
「このままなら大輔はやるはずがない」の声
渡辺代行はこれらの反省を踏まえたように「勝負となると、勝負の厳しさも当然入ってくる。しっかり選手とコミュニケーションを取りながら、ゲームになったら絶対(相手を)やっつけてやると、そのぐらいの気持ちを前面に見せてやっていきたい」と述べたのだ。
西武はこれまでフリーエージェント(FA)などで主力を相次いで失ってきた。今回の監督交代では指導者も使い捨てにするような印象を残したことは否めない。その払拭にはチームを浮上させ、決断が正しかったことを証明するしかないだろう。
「ここまでしてチームが変わらなければ、人材を大事にしないイメージが定着してしまいます。球団内では松坂(大輔)監督待望論が根強いのですが、請われて監督になって、こうも簡単に切られるようでは……。このままなら大輔もやるはずがないでしょう(前出のチームスタッフ)
渡辺代行の責任は想像以上に重いようだ。