「平均年齢17.8歳」の体操女子日本代表 “全員が初五輪”でも「メダルも夢ではない」
「メダルも夢ではない」
宮田に次ぐ2番手で代表の座を手中に収めたのは、次代の中心選手と目される岸里奈(16)。岸も宮田と同じオールラウンダーで、床で繰り出すH難度の大技「シリバス」は大注目だ。体線の美しさに定評のある岡村真(まな・19)と中村遥香(16)は、それぞれ平均台、段違い平行棒で持ち味を発揮することだろう。いずれも日本チームがやや苦手とする種目だけに心強い。“貢献選手”の牛奥小羽(うしおくこはね・19)も跳馬のスペシャリストとして活躍してくれるに違いない。
選手としてロンドン五輪に出場した、解説者の田中理恵さん(36)に話を聞くと、
「日本の美しい体操は必ず高い評価を得られるでしょう。宮田を軸にミスなく演技すれば、団体のメダルは夢ではないと思います」