知床観光船事故、ビッグモーター不正…問題企業の“指南役”で注目されたコンサルタントの意外な近況

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 北海道・知床半島を巡る観光船「KAZU I」(カズワン)が沈没したことによって乗客ら26人が死亡・行方不明となった事故から2年が経過した。当時、経営の多角化や経費削減などをアドバイスしたとして、「黒幕ではないか」との疑惑を持たれていた“あのコンサルタント”は、すっかりほとぼりも冷めたのか、会社の事業は好調のようだ。

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 2年前に事故を起こした当事者となったのは、有限会社知床遊覧船。国の運輸安全委員会による最終報告書では、船のハッチの不具合などが直接的な原因とされつつ、天候不順の中で出航した背景として、社の安全管理体制の不備などが指摘されている。...

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