「ミス・ターゲット」「湖の女たち」が話題! 下積み18年「松本まりか」がここに来て“本格女優”に開眼と囁かれる理由
最近「手放したモノ」
民放キー局局員が言う。
「それまで彼女の演技からは張り詰めたような緊張感が伝わる時もありましたが、最近は自信か余裕のあらわれか、肩の力が抜けたように演技に安定感が出てきたように映る。松本さんは真木よう子や深田恭子とほぼ同年代ですが、“遅咲き”で苦汁もなめた経験から、演技にさらなる深みや磨きのかかることが期待されています」
そんな自身の変化について、松本はWEBメディア「Woman type」でこう語っている。
「私が自意識を手放せるようになったのは、本当に最近のこと。(中略)自分がどういう演技をしたいかなんていう自意識は、きっと必要なくて。自分がどうしたいかより、相手とのやり取りのなかで生まれた感覚」(5月14日配信)
を大事にしているという。これが苦労を重ね、40歳を目前にして辿り着いた彼女なりの境地か。
ちなみに松本が女優を志すキッカケは「15歳の時に観た映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョークに感銘を受けた」ことが理由というが、“個性”の強さでは松本も負けてはいない。