「渡航費だけで10億円超とみられる」 国会議員らの外遊に意味はあるのか…「原資は税金」

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庶民が海外旅行に行けなくなる一方…

 円安の影響により庶民の足が海外からすっかり遠のいている一方で、岸田文雄総理(66)を含む14閣僚が今年の大型連休期間中に外遊に飛び立った。それらの外交的成果に疑問符が付される上、渡航費だけで総額は10億円超とみられ……。【前後編の前編】

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 一時、1ドル=160円台まで進んだ円相場は政府・日銀の為替介入などによって小康状態を保ち、直近は155円台前後で推移している。それでも1990年以来の円安水準だ。大型連休も国内の観光地が人気で、国外の旅行先には韓国や台湾などの近場が選ばれており、外国は気楽に行ける場所ではなくなった。...

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