「なぜ拳銃を捨てなかったのか」というミステリー ラーメン組長射殺容疑で絆會ナンバー2のヒットマンが逮捕へ

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ハラをくくっていた

 一方で、元山口組系義竜会会長の竹垣悟氏(現在は、NPO法人「五仁會」を主宰)の意見はこうだ。

「潜伏を続けながらも、遅かれ早かれ身柄を拘束されることは避けられないとの認識があったのかもしれないですね。逃げ切ろうとするなら真っ先に凶器は捨てるはずですから」

 今後の捜査のポイントについて、先の記者は、

「織田会長の関与を立証できるか否かです。金澤若頭の潜伏先は絆會の関係者が借りていたものと見なされ得る物件ですし、4年弱にわたって逃走が可能だったのは組織的な支援あってのことと追及される可能性もあるでしょう。金澤若頭同様、組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人)容疑での逮捕を狙っているとの情報もあります」

 と話す。余嶋組長の死は謎に包まれていたが、ようやく事件の真相が明らかになるだろうか。

デイリー新潮編集部

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