ヤクザ社会を悩ます高齢化とIT化問題…パソコンの“再起動”を知らない若手組長はトンデモ発言を連発
進む高齢化
言葉を額面通りに解釈すれば、「組長は組員の面倒を見るべき」という意味になる。だが、それだけではない。組長たる者は襟を正して組員と接しなければ、組織として先はないというニュアンスも込められている。そのためには時代の流れを敏感に察知して対応することが重要だ。
しかしながらIT関連となると、どうしても理解が足りない。これは暴力団業界の高齢者層だけでなく、若手の組員や組長でも認められる現象なのだ。
そもそも暴力団業界では関係者の高齢化が進んでいる。後編では暴力団における介護問題をレポートする。
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