「寺山修司に殴り込み」「グラスを自分の額に砕けるまで押し付け…」 唐十郎さんの武闘派伝説を看板俳優が明かす
5月14日、劇作家の唐十郎(享年84)の告別式が執り行われた。後年は大学の教壇に立ち、文化功労者に選出されるなど“文化人”的なイメージもまとったが、若き折の武勇伝は枚挙にいとまがない。間近に接した元看板俳優が振り返る“武闘派伝説”――。
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「唐さんのコミュニケーションの取り方は、実に独特でしたね」
とは、唐が設立した劇団「状況劇場」の初期メンバーで看板俳優の一人だった、大久保鷹氏(80)である。
「今の時代では、到底通用しないものだと思います」
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