90歳になった東海林のり子さん 4000件以上の事件取材で、最も印象に残っているものは
ワイドショーへの思いも告白
90歳を迎えた事件リポーターの東海林のり子さん(90)。40歳の頃から本格的に事件取材を始め、足を運んだ現場は4000件以上に及ぶ。印象に残っている事件、今は少なくなってしまったワイドショー番組への思いを語ってもらった。(インタビュー第3回・全3回)
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これまでで、一番印象に残っている取材現場は、1980年に起きた「金属バット両親殺人事件」です。現場は神奈川県川崎市の新興住宅地でした。
大学受験で二浪した息子がいるエリート家族だったんですが、お母さんとお父さんの夫婦仲が、あんまりよくありませんでした。...