YOASOBIはどこでK-POPと繋がったのか BTSファミリー入りも? 数々の伏線からひも解く
“リベンジ”出演
「YOASOBIは昨年12月に韓国の高麗大学タイガードームで公演を行いましたが、もともとは体育館なので音響が悪かったうえ、キャンパス内の一番奥にあって交通も最悪なので一部ファンから不満が漏れていました。一方、昨年3月にオープンしたINSPIRE Entertainment Resortは仁川国際空港からタクシーで10分と交通至便で、1万5000席の多目的ホールのステージ環境は良好です。ソウルはアイドルがコンサートを行う施設が日本より少ないためYOASOBIは前回仕方なくタイガードームを選んだのかもしれませんが、今回は韓国のファンを十分満足させられるでしょう」(同)
このようにYOASOBIが海外で活躍する機会は着実に増えている。ただ懸念材料もあるという。
「世界最大の音楽配信サイトSpotifyで調べるとYOASOBIの月間リスナーは約840万人と世界的にみるとまだまだこれからです。幾田がフィーチャリング参加したTOMORROW X TOGETHERは991万人、NewJeansに至っては1630万人とほぼ倍です。WeverseやWeverse Conへの参加は人気が世界に広がっているK-POPの勢いに乗ってさらにストリーミング回数を増やしていきたいという計算が見え隠れしますね」(同)
10月に京セラドーム大阪、11月に東京ドーム公演を控えるYOASOBIは最近、ロバート・デ・ニーロ、ウィル・スミス、アル・パチーノ、大谷翔平、西島秀俊らを顧客に持つ米大手エージェンシー「CAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)」とエージェント契約を結んだことでも話題となった。アメリカ、韓国、両ルートを通じて世界進出を急ぐYOASOBI。来年夏ごろに活動を再開するBTSとのコラボまで視野に入っているかもしれない。