「どこまで脱いでもいい覚悟…」31歳“出たがり素人”がついに写真集を発売 池田桃子の桃色営業戦略

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表紙はホテルで、2人きりで…

 休肝日はほぼないといい「終電で帰れた日は飲んでいない」と語るほどの大の酒好き。趣味はスナック巡りで、間借りしたスナックで自らがママとなるイベントを定期的に開くほどで、過去のテレビの出演もプロデューサーとの“飲みニケーション”から決まったものだ。

 今回の写真集の撮影でも酒が活きたという。

「写真集の表紙に使われている写真は渋谷・道玄坂のホテルでカメラマンと2人きりで撮りました。スタッフと懇親会をした後、ホテルに行ったんですが、お酒も結構飲んでいたから、めちゃくちゃ自然に撮れてます。ホテルでも2人で8本くらい開けてますし、すごくハッピーな感じで(笑)。他のシーンの写真とは毛色が明らかに違うんですがお気に入りで、表紙も結局この時の写真にしていただいています」

 本職の立場から見た写真集のプロモーションポイントはどこだろう。

「まずは素人ものですよっていう(笑)。最近素人ものがちょっと流行ってますよね。あとは露出の度合い的にもいけているというのもあります。ハウススタジオで撮っているバストトップが透けているカットも綺麗にやっていただけたなって思っています。体は張ってます!」

 写真集に加え、5月19日には配信限定シングル「私が仕切ります」で演歌歌手デビューまで果たす。実はこのデビューも営業での縁によるものだ。

「マネージャーとしてご挨拶をした方が、演歌の事務所に転職されていたんです。その人から久しぶりに連絡があったと思ったら『実は今演歌をやってまして。興味ありますか?』と言われて。私、スナックがめちゃくちゃ好きですが、演歌とスナックって相性いいじゃないですか? 面白そうだなと思って受けました」

 写真集と同様に、こちらも営業プランを自身ですでに考えている。

「TikTokでバズらせてという売り方ではなくて、路上ライブであったりどさ回りであったり、目の前の人に向けた営業がいいだろうなと思ってます。日本全国をチャリで1周した人が昔いたじゃないですか。そういう方がキャラクター的にも合っているかなって思います」

 写真集のリリースに歌手デビュー。どちらも多くのタレントが望んでもやれないものだ。本来はタレントを売り込む立場だが、どんな思いを感じているのだろうか。

「何でも楽しもうと思うようにしています。私はやっぱり営業の仕事がすごく好きなんですけど、いろんなメディアに出ることで“変なことをやっているつばさレコーズの人”と思われるようになって、そうすると営業先でのアイスブレイクがいらないんですよ。うちの会社は社長の吉永(達世)だったり、BiSHを作った(渡辺)淳之介さんだったりこれまでも破天荒な先輩が多かったので、みんな寛容で。むしろ止める人がいないので、自由にやれるところまでやってみようと思います」

 もう一度タレント復帰を、とも考えていない。

「やっぱり、タレントと営業どっちもの目線がある方が人生楽しいって思ったので。普通に仕事が好きなので、時期によってバランスを変えながら全部やるのがいいなと思ってます。グラビアについてですか。これが最後くらいの気持ちでは臨んでいますが、もしオファーがいただけたら考えます!」

 なお、この日着たピンクのスーツはあくまで取材用で、普段の営業では着てないということだった。

徳重龍徳(とくしげ・たつのり)
ライター。グラビア評論家。大学卒業後、東京スポーツ新聞社に入社。記者として年間100日以上グラビアアイドルを取材。2016年にウェブメディアに移籍し、著名人のインタビューを担当した。現在は退社し雑誌、ウェブで記事を執筆。個人ブログ「OUTCAST」も運営中。Twitter:@tatsunoritoku

デイリー新潮編集部

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