「国産戦闘機の夢はさらに遠のき…」 岸田総理の訪米に防衛省、自衛隊が冷ややかな理由

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 いまだ周囲に4月の訪米の成果を誇示する岸田文雄総理。そのノー天気ぶりが、外交・安全保障当局者の間に不協和音を招いている。

 政治部デスクが解説する。

「日本の総理の国賓待遇は9年ぶり。日本ではあまり報じられていませんが、4月11日の米上下両院合同会議における演説も高く評価されました。総理周辺は“岸田総理が米政府に評価されている”と両手を上げて喜んでいました」

 岸田総理はその演説で、米国のウクライナ支援のありようを褒めたたえた。

「実際、この演説は米国で総理の“株価”を押し上げた。...

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