猛アプローチからの「逆プロポーズ」に相手の反応は? 愛を実らせたソプラノ歌手・木村優実さんの結婚ウラ話

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「今しかない」と思い立って…

 4月に東京・新宿のカフェで「こんなところだけど今しかない」と思い立った篤志さんが「付き合ってください」と申し出て、正式に交際がスタートした。

 二人は大のディズニー好き。東京ディズニーリゾートでのデートも多く、「行った日に次のディズニーデートの日を決める」(優実さん)というほどだ。この共通の趣味が後にプロポーズの場を彩ることになる。

「結婚したいな」と“逆プロポーズ”

 自身が住む部屋の契約更新を24年に控え、昨年8月、「一緒に住むのはどう?」と提案した篤志さんに、優実さんは「それなら結婚したいな」。

 以後、両家へのあいさつから物件探しまで奔走した。

 残すはプロポーズ。優実さんの誕生日の8月29日、六本木ヒルズで行われていた「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」へ。眼下に夜景が広がるビル上階の展望室。流れてきたBGMは「美女と野獣」。指輪を用意していた篤志さんは野獣に変身するのをグッとこらえ(?)、「僕と結婚してください」。優実さんの頬に喜びの涙が。「(求婚されると感じつつ)予定調和で進んだのに涙が出るんだ」と優実さん。篤志さんも「返事は分かっていたけれど緊張した」と安堵した。

 今年2月から同居を始め、料理は篤志さん、掃除は優実さんが担う。優実さんは篤志さんの手料理に舌鼓を打ち、篤志さんは優実さんの片付け上手に生活の質向上を実感する毎日だ。4月には晴れて式を挙げている。

 新居には防音室も設置。常に練習する篤志さんの姿に「プロはすごい」と優実さん。夫唱婦随、という言葉はやはりこの二人にこそふさわしい言葉である。

週刊新潮 2024年5月23日号掲載

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