愛車はスバル・レガシィアウトバック…反日でも日本製を愛用する韓国の左翼野党議員たち

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なんとかして日本と大統領を批判

「共に民主党」所属で再選に成功したイ・ジョンムン議員は、これまで福島処理水の放流に激しく反対してきた。昨年9月には、福島原発の設備に2013年から2023年までの10年間で200件以上の故障と異常が発生したと主張、「尹錫悦政権はこれを知らなかったとすれば無能であり、知っていたとすれば国民を欺いた」と大統領を批判した。

 しかし、200件の故障と異常によってどれほどの被害があったのかは語らず。内容を精査せず、数字だけを取りあげた可能性もある。

 そんな彼は、2020年8月の国会議員初当選時、公開された資産が注目されたことがある。愛車が、2万6,645ドルもする日本の「スバル・レガシィアウトバック2.5」だったからだ。反日なのに、日本車には乗る……。

 福島処理水を「汚染水」と呼んではばからず、日本政府と韓国与党を批判した若い政治家も今回の国会議員選挙で当選した。ヨン・ヘイン氏だ。

 彼女は福島処理水の放流に反対するデモに絶えず顔を出し、昨年8月には「福島汚染水放出阻止のために最後まで戦う」と叫んだ。その結果か、「共に民主党」の積極的な支持を受け、比例代表推薦を受けて国会議員に当選した。

 ヨン氏は世界的な科学ジャーナル「ネイチャー」と「サイエンス」で、世界の科学者18人のうち、福島の処理水に関して14人が否定的な見解を持っていると語った。この発言にも疑問が投げかけられている。「ネイチャー」と「サイエンス」には、福島処理水放流の危険性が「誇張されている」という内容の論文も多数掲載されており、「ネイチャー」は2021年5月、原子力専門家と海洋放射能研究者の「計画どおり処理されたALPS処理水なら、危険が最小化されるため、あまり憂慮しなくてもいい」という見解も取り上げているためだ。

 なんとかして日本政府と尹錫悦大統領を批判し、支持を得ようとする野党政治家の言動と行動にはほころびが目立つ。国民は反日傾向の議員を国会に送りながら、日本への観光旅行を楽しむ。日本に向かう韓国人の数は史上最高を記録している。

「その行動は、論理的に合理的に説明ができないのだろう。口では反日を叫ぶが、実際には日本が好きな左翼政治家を見れば、なるほどと納得できる気もする」

 選挙を追い続けてきた知人のベテラン政治記者の言葉が印象に残る。

 今回の選挙結果によって、韓日関係が文在寅政権の時のように最悪の状態に突き進むことはないだろうが、しかし民主党議員は日本政府を今後も批判し続けるはずだ。

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