大城卓三(31)2軍降格でも主導権、FAあえて“1年延期”という選択肢 阿部監督「一見追い込んだようでも…」巨人には弱み
「1軍昇格を一任」は超一流選手並み
巨人の大城卓三捕手(31)は5月18日のイースタンリーグの西武戦で適時二塁打を放ち、2軍合流後の実戦2試合目で初安打と再起への第一歩を踏み出した。正捕手として一層の飛躍が期待された今季、1軍では23試合で打率1割8分8厘、3打点で本塁打に至ってはゼロだった。セールスポイントの打撃で不振から抜け出せず、次第に自身の控えのはずだった小林誠司、岸田行倫両捕手に出番を譲るようになり、同8日には2軍降格が決まったのだった。
スポーツメディアによると、阿部慎之助監督との話し合いの結果、次の1軍昇格のタイミングは大城による自己申告制になったという。...