死球の“巻き添え”で屈強な外国人に3度も襲われた男 元日本ハム・大宮龍男

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ロッテのリーが放った強烈な右フック

 乱闘は死球がきっかけになるケースが多いが、マウンドにいる投手よりも、打者に最も近い場所にいる捕手が巻き添えを食うことも少なくない。中でも、1970年代後半から1990年代前半にかけて日本ハム、中日、西武の3球団で計16年間プレーした大宮龍男は、屈強な外国人選手に3度も襲われるという災難続きだった。【久保田龍雄/ライター】

 1976年に駒澤大からドラフト4位で日本ハム入りした大宮は、81年に正捕手となり、打率.249、15本塁打、53打点を記録。...

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