「SMAPの再結成はない」の根拠に木村拓哉“妻” 9年前と比べ彼女の役割に大きな変化
工藤は木村のプロデューサー
芸能界では「SMAPの再結成はない」という見方が支配的だが、その根拠が1つ加わった。木村拓哉(51)の妻・工藤静香(54)の存在である。木村と残る4人の元メンバーとの間に溝があるのは知られている通りだが、工藤と4人も冷えた関係が続いている。工藤は今や木村の事実上のプロデューサー兼マネージャーなので、これは無視できない。【高堀冬彦/放送コラムニスト、ジャーナリスト】
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「現在の木村さんの実質的なプロデューサー兼マネージャーは工藤さんです。木村さんの仕事の決定において強い影響力を持っている」(大手芸能事務所幹部)
木村は旧ジャニーズ事務所、スマイルアップ社とはマネージメント契約を結んでいた。4月から所属している「STARTO ENTERTAINMENT(以下、スタート社)」とはエージェント契約である。
マネージメント契約の場合、所属事務所はタレントの方向性の決定や営業と仕事選び、ギャラ交渉、スケジュール管理など包括的に行う。一方、エージェント契約だと営業とギャラ交渉しか行われない。その分、タレントは自由度が広がり、ギャラの取り分も増える。
では、現在の木村の方向性の決定や具体的な仕事選びは誰が行っているのかというと、工藤と本人である。
工藤が木村のプロデューサー兼マネージャーになる兆しは昨秋からあった。故・ジャニー喜多川氏よる性加害が社会問題化し、旧ジャニーズ事務所の存続すら危うくなったとき、工藤は動いた。
「木村さんの今後について、工藤さんは芸能界の重鎮に相談に行った。重鎮は『なんで本人が来ないんだ』とたしなめたそうですが、工藤さんは当時から木村さんのスタッフ役を務め始めていたわけです」(別の大手事務所幹部)
スタート社CEOの福田淳氏(58)が昨年12月、SMAPの今後について一部マスコミに「みんなやりたいようにやればいい」と語ったことから、再結成に一歩近づいたという見方が生まれたが、今度は工藤の意向が無視できなくなった。
工藤と SMAPの元メンバーである中居正広(51)、稲垣吾郎(50)、草なぎ剛(49)、香取慎吾(47)の関係は良くない。ファンなら知っての通りである。背景には2015年から16年にかけて起きたSMAPの旧ジャニーズ事務所からの独立問題、解散騒動がある。
まずSMAPの育ての親である飯島三智氏(66)=現在は稲垣、草なぎ、香取が所属する「CULEN」代表=が、当時の同事務所副社長の故・メリー喜多川氏から忌み嫌われ、冷遇されたため、退所を決意する。2015年のことだった。
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