「50年には若年女性が6人にまで減少」 消滅可能性自治体で首位となった群馬県南牧村、村長にビジョンを聞くと

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 下仁田ネギで知られる群馬県下仁田町の駅前からコミュニティーバスで揺られること約20分、四方を山に囲まれた緑豊かな集落が同県の南牧村(なんもくむら)だ。

 人口約1300人のこの村が、日本中の注目を浴びたのは10年前のこと。民間シンクタンクの日本創生会議から「将来、最も消滅可能性が高い都市(市区町村)」として挙げられたのである。そして、経済人や研究者らで構成された「人口戦略会議」(三村明夫・日本製鉄名誉会長が座長)が今年4月24日に発表した分析結果においても、同村は「若年女性人口減少率」で全国トップになった。...

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