大阪・泉佐野市の“残虐すぎる殺人事件”で被告に軽すぎる判決…専門家が明かす「司法の限界」「矯正教育の問題点」

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 大阪で同居女性を夜通し殴り続け、床に広がった血をすすらせながら殺害した22歳の男は、反省の色もないのに、12年後には刑期を終えて社会に戻ってくることになった。一方福岡では、少年院を仮退所した翌日に殺人を犯すという事件も起きている。海外に比べ「加害者に甘い」と言われる日本。我が国の刑事罰と矯正教育は、このままで本当に良いのだろうか。

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 昨年、大阪府泉佐野市で、同居女性を暴行し死亡させた罪などに問われていた山中元稀被告(22)。...

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