あれから25年…松坂大輔VSイチロー 3打席連続三振!“伝説”の初対決を振り返る!

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「自信が確信に変わってきました」

 そして、最終回を「心臓バクバクだった。オレも中11日だったしね」というリリーフエース・西崎幸広が3者凡退に抑え、松坂に3勝目をプレゼント。イチローを3打数3三振1四球に封じた18歳は試合後、「(プロでやっていく)自信が確信に変わってきました」と、同年の流行語大賞に選ばれた「リベンジ」(4月21日のロッテ戦で黒木知宏に投げ負けた直後に宣言した言葉。6日後、その黒木に投げ勝ち、見事雪辱)とともにファンの記憶に強く残る名セリフを口にした。

 また、今後も続くイチローとの対戦について、松坂は「勝負以外の楽しみができました。これからの対戦? できる限り三振を狙っていきたいです」と闘志を新たにした。一方、イチローも「(2人の対決が注目されるのが)一時的なものにならないよう、僕も松坂君も頑張らないと」とさらなる精進を誓った。

“平成の名勝負”と謳われたNPBでの両者の対決は、2000年8月4日まで計10試合にわたって繰り広げられ、34打数8安打4打点1本塁打4三振の打率.235で松坂に軍配。その後、メジャーでも2007年から2012年まで計10試合にわたって対決が実現し、通算成績は、27打数7安打3打点0本塁打4三振、打率.259だった。

久保田龍雄(くぼた・たつお)
1960年生まれ。東京都出身。中央大学文学部卒業後、地方紙の記者を経て独立。プロアマ問わず野球を中心に執筆活動を展開している。きめの細かいデータと史実に基づいた考察には定評がある。

デイリー新潮編集部

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