小池百合子、学歴詐称疑惑が再燃でも「3選確実」 戦犯はふがいない立憲民主党

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元凶の一つが立憲民主党

 実績のないトップが居座る都政は、次期宰相候補が不在の国政に通底する。それを許す元凶の一つが、まともに存在感を発揮できずにいる立憲民主党だ。

 立民関係者が振り返る。

「4月上旬、立民の手塚仁雄都連幹事長は野党の都知事選候補者選定委員会で“知名度の高い男性が意欲を示している”と豪語しました」

 その男性とは、松下政経塾OBで、元京都芸術大学副学長の本間正人なる人物。

「お世辞にも“知名度が高い”とは言えず、さすがに出席者から“誰?”“こんな人じゃ無理”とダメ出しが相次いだんです」

出席者には諦めムード

 ならばと委員会は女性候補を検討したが、やはり議論は定まらない。

「都知事候補の“常連”である蓮舫参院議員は、衆院東京26区への鞍替えが内定しており、塩村文夏参院議員は名前が挙がった途端に“器じゃない”と一蹴された。出席者はあれこれケチをつけるばかりで……」

 今月1日、改めて開かれた委員会後、手塚氏は「候補者を5人以内に絞り込んだ」と明言した。

「その中には、擁立が見送られたはずの本間氏や蓮舫氏の名も。党の求心力やリーダーシップの欠如を目の当たりにし、出席者には諦めムードが漂いました」

 都民ファ関係者もあきれ顔。

「小池さんは知事選に関して自民党の萩生田光一都連会長と握っており、公明党とも良好な関係にある。自公の支援は確実で、3選はますます堅い。ご本人も先の敗戦なんか、どこ吹く風。ケロッとしてますよ」

 これがホントの鈍感力。

週刊新潮 2024年5月16日号掲載

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