告白もプロポーズも指輪もなし！ それでも小島勝志さんを選んだ渡邊梨乃さんの結婚ウラ話
総合格闘技「GRACHAN」のフェザー級王者・小島勝志さん（35）と、多数のフィットネスコンテストに出場、プロモデルとして活躍する渡邊梨乃さん（30）が昨年末に入籍。山梨県富士吉田市で約120人の会員を抱える「STYLE PLUS GYM」の経営者とトレーナーとして二人三脚の歩みを進めている。
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出会いは夫が経営するジム
「もともとジムの一会員。最初は知識もなく、体を動かすのが好きで体形維持のためにやっていました」
とは梨乃さん。2016年5月オープンのジムに18年秋ごろに入会。当初、社長である勝志さんとの面識はなかったが、勝志さんが言うには「居残って筋トレをしている姿をよく見かけました」。その熱心さのかいあって、梨乃さんは入会からわずか半年で、健康的な心身を競う「ベストボディ・ジャパン」の山梨大会でガールズクラス（18～29歳）のグランプリを受賞した。
梨乃さんを駆り立てたのは勝志さんの言葉だ。ジムの練習終わりに会員と連れ立って行く酒席などで、こんなふうに話していたのだ。
「ステージに立った者にしか分からない感覚がある。そこに立って自分がどう感じるか、だ」
梨乃さんは「自分はどう感じるんだろうと知りたくなった」と打ち明ける。
勝志さんは「たしかに酔っ払ってよく言ってましたね」と苦笑するが、その思いは熱いのだ。
「舞台は発表会と同じような感覚。緊張もするし高揚感もある。その中で、練習したことやそれまで取り組んできたことをいかに出せるかですよ」
「これってどういう関係？」
梨乃さんは、シングルマザーとして2人の子を産んで崩れたという体形をわずか1年で見事に変えた。グランプリに喜びつつ「出産で体形や姿勢が大きく変わっても、努力次第でいくらでも輝ける」と確信。ならばこれを仕事にしよう、と勝志さんに「ジムの（ボディメイクの）トレーナーになりたいです」と申し出た。
快諾した勝志さんは必要な器具を購入し、一方で梨乃さんはトレーナーの資格を得るなど準備を進めた。
これを機に二人の距離がグッと縮まった。初デートは東京・新宿の焼肉店。夜景を見るのが好きな梨乃さんのため、都心の高層建築から景色などを楽しむ機会も増えた。ただ、勝志さんから交際の申し込みなどは特になかったという。
ある日、梨乃さんが「これってどういう関係なんでしょう？」と尋ねると「いや、彼女でしょ？」と勝志さん。互いの関係を確認する言葉は「それだけでした」と梨乃さんはほほ笑む。
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