木村拓哉も自身が“3層”入り…「Believe」はこのままでは「VIVANT」の二の舞になると囁かれる理由

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「VIVANT」の二の舞も

「どちらも作品はしっかりしていると思います。ただし、文学座で演技を学んだ長谷川はこれから俳優として味が出てくるでしょうが、元アイドルのキムタクは“何をやってもキムタク”と言われるように、主要な視聴者は彼のファンということにならざるをえない。そのためテレ朝としては、開局65周年記念作品が一桁では格好がつきませんし、豪華なキャストを立てることで他の役者でも視聴者を獲得したいという思惑があったのでしょう」

 ただし、春ドラマのコア視聴率は総じてよくないという。

「直近で2%を越えたのは『アンチヒーロー』と『Believe』、生見愛瑠・主演の『くるり~誰が私と恋をした?~』(TBS)、そして山下智久・主演の『ブルーモーメント』(フジ)しかありません。1月期は、内容が子供だましと蔑まれた櫻井翔の『新空港占拠』(日テレ)でさえコアは初回4・3%、最終回4・1%でした。西島秀俊と芦田愛菜の日曜劇場『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』(TBS)も最終回3・0%と悪くありませんでした。“ドラマはコア層の数字が取れる”と言われたものですが……」

 もっとも、配信で稼ぐという手もある。TVerの見逃し配信数のトップは「Believe」だという。

「それは豪華出演陣の賜物かもしれません。ただし、昨年、莫大な制作費が話題となった日曜劇場『VIVANT』(TBS)は、最終的に高視聴率を記録したもののDVD売上や有料配信で稼ぐことができず、大赤字になったと言われています。このままでは『Believe』も同じ轍を踏みかねません。さらに、コア視聴率も稼げていないので、スタッフは頭を抱えているに違いありません」

デイリー新潮編集部

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