ウェス・アンダーソン好きならハマるかも? 「空中に突然できた穴」をめぐる“奇天烈ドラマ”に注目
空中に突然できた巨大な穴。国は調査隊を送り込んだものの、穴に入った人間は二度と戻ってこなかった。承認欲求を満たすために入った輩もいるが、二度と戻ってこなかった。穴を管理しようにも空中にあるため、管轄は国交省ではない。じゃあ防衛省か、はたまた芸術と捉えて文科省かと、責任回避で管轄が決まらぬまま。高額の賃金で穴の調査要員を募集するも誰も行きたがらず、下請けから孫請けへと押し付けられ、どんどん中抜きされて、現場は最低賃金以下という皮肉。
いつしか穴は神格化され、自ら入る人も後を絶たない。...