「親の七光り」で悪目立ちの市村優汰に不安の声 愛される親バカとそうでない親バカの違いとは

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今や「親子共演」だらけの芸能界 愛される親バカたちに見る共通点とは

 木村家や市村家に限らず、親子共演が大きな話題となるのは事実。昨年は沢村一樹さんが、専属モデルを務めていた「MEN'S CLUB」で長男の野村大貴さんと表紙を飾った。松本幸四郎さん・市川染五郎さん親子は劇場版「鬼平犯科帳」での共演がニュースに。京本政樹さんと息子のSixTONES・京本大我さんは、「徹子の部屋」やラジオ番組だけでなく、舞台や映画でも親子コラボを見せている。

 最近は、藤岡弘、さんの美形4きょうだいたちも話題だ。「どうする家康」では、藤岡さんと長女の天翔愛さん・次女の天翔天音さんが共演。みな口をそろえて「お父さんを尊敬している」というほど親子仲が良いのもほほ笑ましい。

 愛される親バカとそうでない親バカの差は、しつけの厳しさや2世本人の下積み具合と結びついているものだが、親がわが子を「キャラクター」として褒めているのか「プレイヤー」として褒めているかの違いに出てくるのではないだろうか。

 ハイブランドを身にまとい、大舞台に立つイケメンや美少女は「金持ち美形キャラ」に過ぎない。京本家や藤岡家の子どもたちだってハイブランドの似合う美形だが、その部分を父親が強調することはないように思う。京本さんは息子がカーペットに毛玉ができるほどダンスを練習していることや、ジャニーズのお作法が通じないミュージカルで落ち込んでいたというエピソードをトーク番組で明かしていた。藤岡家では全員に武道を習わせ、自立した大人になるために誕生日ごとにナイフをプレゼントしていたというが、そうした経験から培(つちか)われた子どもたちの行儀の良さやブレなさは、確かに業界内外で好感を呼んでいる。

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