「青葉城恋唄」は10分で完成、断りたかった「仙八先生」に出演…さとう宗幸(75)が明かすデビュー45周年“秘話”

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これからもシンガー・ソングライターで

 さとうが出演するローカル番組「OH!バンデス」は95年4月の放送開始以来、来年で30周年を迎える、地元の超人気情報番組だ。「宗さん」の愛称で親しまれるさとうは、月曜日から金曜日まで、連日3時間を超える生番組をメインMCとしてこなす。

「等身大でいつもやらせてもらっている」と笑うさとうだが、その根っこには、やはりシンガー・ソングライターとしての自身がいる。

 2011年3月の東日本大震災では、番組も1週間、休止せざるを得なかった。再開後の番組ではまず最初に『青葉城恋唄』を歌い、「忘れていた日常を思い出した」というメールなどをたくさんもらった。「歌の力を改めて思い知らされましたね」。

 避難所で『青葉城恋唄』を歌った際も、ヒットした当時を知る由もない、女子高生と思しき3人組が涙を流しながら聴いてくれた姿を忘れられないという。

 デビュー45周年を過ぎ、後期高齢者となったが、歌の力をさまざまな局面で感じてきた今だからこそ、改めて思う。

「自分はあくまでもシンガー。これからもシンガーでいたいと思うし、ソングライターとして楽曲も作っていきたい」

デイリー新潮編集部

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